火の見と半鐘 (3)

江戸時代、南部火消しと加賀火消し(加賀鳶)が町火消しと共に江戸の町の消火、防火に活躍した事はご存知と思います、明治になって廃止され南部、加賀火消し共故郷に帰りました、平成になって地元の消防局に問い合わせて見ると何故か金沢には関連の全てのモニュメントが無くなっているそうです、一方南部では南部火消し其の物では有りませんが火消しの伝統を受け継ぐ様々な物が残されています、中でも岩手北部から青森で「戸」の付く町から津軽まで各地に残る火のみ櫓は見事です。 全国各地で火の見を記録しましたが、警報塔、望楼、消火機器置き場を兼ねた立派な建物は岩手県北部、青森県では下北から弘前、黒石方面に広く有り、建物の一部を利用した櫓風の物以外は他で類を見ませんでした。

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岩手
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