大分の茅葺き民家


大分で先ず目指したのは国東半島の船小屋、 伊予灘に面した砂浜にずらりと並んだ茅葺きの船小屋は見事な物でした、中津方面には行く事が出来ず、安心院、日田、湯布院、別府のみの取材になり偏って仕舞いましたが殆ど入母屋は見かけず棟端に煙出し口のある寄せ棟でした。幕府直轄領として又三隈川の水運を利用した木材の取引で栄えた日田では往年の豊かさを偲ばせる様な茅葺き民家見る事が出来ました。

  
ooita-1

国東町重藤     1978-11  

    伊予灘に面した白砂の浜に並んだ船小屋 は見事で他に類を見ません

ooita-2

安心院町      1978-11     

   昭和50年頃、町中に食堂が無く「なんでも屋」 で買った干物の様な餡パンを食べたのが嘘のよう。

ooita-3

玖珠町北山田    1978-11

日田市の周辺では如何にも豊そうな造りの 民家を多く見ました。    

hukuo-4

中津町山国     2008-10  

    中津市の南、日田市に近く英彦山への分岐地 に有る神尾家、80円切手になっています。