山口の茅葺き民家


中国山脈が終わる日本西端の山口県では山陽、山陰、九州等色々な地方の姿の民家が混在して居ました、全体としては岡山では少し在った入母屋造りが広島では僅かになり山口では殆ど見ませんでした。
萩、徳地では棟木の数三本位の大屋根の寄せ棟、広島風瓦葺き箱棟、小郡、防府間では綺麗に整った広島と違う箱棟、寄せ棟の民家が連なって居ました、熊木町他で分棟型二棟造りを見ました。

     
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徳地町三木     2008-5  

    中国山脈が終わり深い山は有りませんが 棟木に多い大型民家は見ませんでした

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徳地町元折     1980-6    

   箱棟もちらほら、入母屋は見ませんでした。

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防府市宮ノ馬場   1980-6 

九州、太平洋海岸地帯以外余り見ない瓦屋根 で繋いだ分棟型

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防府市中島     1980-6 

    突然佐賀の「くど造り」風民家に出会って                  びっくり。

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熊毛町高代     1975-2  

    長年探していた、ふっくら丸 みを帯びた山口の民家、 分棟型で鐘木造り。