静岡・愛知の茅葺き民家

静岡・愛知の民家




静  岡

浜松周辺の分棟型の撞木造り民家以外は伊豆半島、御殿場線沿線とも寄棟の直小屋でした。 昭和39年頃TV時代劇の背景用に天城山中や半島先端の妻良・小浦の民家をキヤビネ版の ガラス乾板で撮影した作品をガラス故に整理保存の不手際で全て割ってしまった事が残念です。

s-aichi-b-1  引佐郡黄柳野  (1970.5)
鳳来寺山参詣の帰りに偶然出会いました、分棟方撞木造りの民家は始めて見たので嬉しかった記憶があります。
s-aichi-b-2 森町亀窪    (1999.5)
浪花節森の石松生地として有名な森町の奥、形は平凡な寄棟ですが茶の町らしく見事な茶畑に囲まれ堂々とした佇まいでした。
s-aichi-b-3 小山町金時神社 (2008.4)
今まで良く有りましたが此処でも半月後に解体と言われました。民家にとって悲しい現実です、 一部に鏝絵でも描こうとしたのか洒落た造りになっていました。
s-aichi-b-4  小山町中島   (2008.5)
金時神社を撮影した時は菜の花が一部咲きでしたので半月後に数百m先の中島へ再撮、 ここも静岡の他の地区と同じ寄棟でしたが温暖地で花に囲まれていました。

愛  知


愛知県内は民家の消滅が早く東京・大阪と共に記録出来ませんでした、辛うじて鳳来寺付近 で一軒だけ活きている民家を記録出来ましたが東海地方の特色は有りませんでした。 他は保存家屋ですが此の地方の特色が良く保存されていました。


s-aichi-b-5  鳳来町黒沢  (1999.5)
s-aichi-b-6  新城市桜淵公園 (1999.5)
s-aichi-b-7  鳳来町黒沢  (1999.5)
s-aichi-b-8  新城市黒田  (1999.5)